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レッスンについて

『自分の中から答えが出せるように。』

『裏付けのある自信がもてるように。』

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生徒それぞれの「好き」というレベルに合わせ、それを見極めながら指導にあたっています。

そもそも音楽は自分のみならず、人とも喜び、楽しさを分かち合うことができるインターナショナルな言語であると思っています。したがって、音楽の美しさを感じる事や作曲家との人間同士の語らいに心の耳を傾ければいくらでも表現の可能性は広がり、喜びも味わう事ができます。

 


人間は本来あふれんばかりの想像力を1人の例外もなく持ち合わせていると感じることから、

「イマジネーションとファンタジー」をレッスンのコンセプトとしています。そして、幼児にはピアノに触れる事のワクワク感を感じてもらい、大人には精神的ケアをしながら本来の自分自身に耳を傾けて、心豊かに生きていけるようにと願っています。

 

また、ピアノを通し、物事を丁寧に我慢強くやり遂げることで自分自身と落ち着いて向き合う心地良さを味わってもらえるよう指導しています。私自身指導者こそ音楽解釈、演奏レベルはもちろん、人間性も磨き、成長を続けていこうと思い、研鑽を積んでいます。

 


人生の傍らに常に音楽があり、聞くだけでなく演奏する事によって、心が安らぎまた、支えになってくれる事を願いつつ一人一人の指導にあたっています。


指導法に関しては、導入レベルの幼児は歌い返し、拍とリズム、音程、譜読み等、ソルフェージュ能力を高め、良い耳を作れるよう丁寧に指導して、フレージング、呼吸に慣れ親しんできてから、指や腕、身体の使い方に入っていきます。専門レベルの人には骨格や筋肉、脳とのつながりから入り、指先の意識を高めて、無理のないその人その人にあった素の音を出せるように的確に指導して、さらに楽器の理解も深めます。

 

ロシアンメソッドがメインではありますが、源はショパンの奏法からきていて、同じ奏法を使うプレイヤーとしてはラフマニノフ、リパッティなどがいます。基本が確立されたら、バッハやモーツアルトの時代の奏法、ドビュッシーなど各時代によって異なる楽器の扱い方や奏法に入っていきます。作曲家のキャラクター分析、楽曲アナリーゼを時代背景も含め、修めていきます。

 

教え込むのではなくて、本人が自分の中から答えを出せるように導いて、最終的には自立していくことを目指しています。また、ソロのみならず、歌曲・オペラアリア・二重奏ソナタ・室内楽と言った多方面にわたるレッスンも同時に行っています。

レッスンではドビュッシーはじめ多くの作曲家にイマジネーションを与えた1979年製のベヒシュタインを使用しています。軽く打鍵するだけで楽器の中で音が美しく響くので感動する生徒が多く、自然に自分自身の出す音に耳を傾けるようになります。

鍵盤を押さえつけたり、ぶっ叩いて楽器と格闘するのではなく、こういう音が欲しいという思いが指先の感覚と、そして実際に鳴っている響を聞く耳を作っていくのだという事、そしてそれが本来のピアノを弾いて音楽を楽しむ喜びに繋がっていくという思いからベヒシュタインを使っています。


また、地下にあるコンサートホールには現代の建物に対応するベヒシュタインセミコンサートピアノががあり、天井が高く、広い空間の中で演奏する体験もさせています。

y-music company 主宰 新 弥生

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